梅雨や花粉の時期などは、洗濯物を外に干せないことも多いですよね。
部屋干しすると乾くのに時間がかかったり、いやな臭いがついてしまったり、という悩みもでやすいものです。
なかでも厚みのあるタオルは、とくに乾きにくいと感じる人は少なくありません。
そこで、この記事では部屋干しでタオルを上手に乾かすコツをご紹介していきます。
部屋干しの悩みを少しでも解消していきましょう!
目次
タオルを部屋干しする際のお悩みポイント
まずは、タオルを部屋干しするときに悩むポイントをチェックしていきましょう。
タオルがなかなか乾かない
株式会社ライオンが部屋干しを普段からしている人におこなったアンケートによると、乾きにくさを感じる洗濯物第2位にバスタオル、第6位にフェイスタオルがランクインしました。
この結果からも、多くの人が「タオルの乾きにくさ」を実感していることがわかります。
タオルから部屋干し特有の臭いがする
タオルを部屋干ししたときのいやな臭いは、「モラクセラ菌」などの菌の繁殖が原因です。
普段から空気中にただよっているこれらの菌たちは、濡れたタオルの適度な湿気の中でたんぱく質や皮脂をエサにどんどんと増えていきます。
この菌の増殖を抑えていくことが、部屋干しを快適に行うポイントです。
お部屋全体の湿度が上がる
人が快適に感じる部屋の湿度は40%~60%です。
しかし、梅雨時期などは地域によって平均湿度が80%前後になるところもあり、じめじめとした気候が続きやすくなります。
こうした状況に加えて、湿った洗濯物を部屋干しすることでさらに部屋の湿度は上がり、カビや菌の繁殖が活発化するため注意が必要です。
タオルを部屋干ししても臭わないようにするには?
では、部屋干ししたタオルの臭いを抑えるためにはどのような方法があるのでしょうか。
ここでは、部屋干しでタオルを上手に乾かすコツを紹介していきます。
洗濯槽を清潔に保つ
部屋干しのタオルが臭う原因には洗濯槽の汚れが関係している場合もあるため、洗濯槽専用クリーナーなどを使って定期的に掃除することが大切です。
とくに梅雨の時期には、月に1回を目安に洗浄すると快適に部屋干しがおこなえるでしょう。
梅雨以外の時期は、3ヶ月に1回洗濯槽を掃除することが目安です。
お湯で洗う
臭いの発生原因となるモラクセラ菌は、60度以上のお湯に20分程度つけておけば死滅します。
そのため、部屋干しの臭いが気になるタオルはお湯でつけ置き洗いをしてからすぐに洗濯すると良いでしょう。
また、綿や麻などのタオルであれば、お湯に洗剤や重曹を入れて煮る「煮洗い」も可能です。
ただし、生地によっては直接熱湯をかけると傷んでしまうものもあるため、素材によって洗い方を見極めましょう。
部屋の空気を循環させながら部屋干しする
部屋干しをするときには、室内の空気を循環させることが素早く乾かすコツです。
室内の温度が上がりすぎないように2ヶ所以上の窓を開け、部屋の空気の流れを循環させるよう意識しましょう。
窓を開けられない場合はサーキュレーターや扇風機とともに、エアコンの除湿運転を併用するなど家電を活用すると、効果的な換気がおこなえます。
タオルの干し方を工夫する
タオルは干し方をほんの少し工夫するだけでも乾き方に変化が現れます。
なかでもタオルを横にして上辺だけを洗濯用ハンガーに止めていく「囲み干し」は、比較的早く乾きやすい干し方です。
さらに、囲み干しをしたタオルに扇風機などの風を当てると一層乾燥時間を短縮することができます。
抗菌防臭タオルを使用する
部屋干しでのタオルの臭いを軽減したいときには、抗菌防臭タオルを使うことも効果的です。
抗菌防臭タオルは、菌が繁殖しにくい素材が織りこまれて作られているものもあり、一般的なタオルよりも臭いが発生しにくいメリットがあります。
部屋干しが多くなる時期には、日常的に使うタオルを抗菌防臭のものに変更することで臭いの発生を抑えてみても良いでしょう。
部屋干しでも臭わない!抗菌防臭タオルイレーズ
抗菌防臭タオルはさまざまなメーカーから発売されており、厚みや色合いなどたくさんの選択肢があります。
選ぶときには、洗濯回数を重ねても効果が持続しやすいなどの機能性に注目してみると良いでしょう。
「抗菌防臭タオルイレーズ フェイスタオル」は臭いの元となるモラクセラ菌や、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑制する抗菌防臭糸サンクローネを使って織りあげているため、いやな臭いの発生を防ぎます。
糸自体に抗菌効果があるため、洗濯を100回おこなっても抗菌防臭効果が持続しやすいことも特徴です。
サイズは34×80cmで、淡い色合いの、ホワイト、アイボリー、ピンク、ブルー、グリーンの全5色と、濃い色合いの、モスグリーン、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウンの全5色を取り揃えております。
同シリーズには、サイズが60×120cmの「抗菌防臭タオルイレーズ バスタオル」も発売されており、使いやすい大きさのものを選ぶことができます。
高い機能性はどちらも変わらないため、梅雨の時期など部屋干しが多くなる際には使用を検討してみると良いでしょう。
>>フェイスタオル(薄色)
サイズ:34×80cm
カラー展開:ホワイト、ピンク、アイボリー、グリーン、ブルー
価格:同色2枚セット1,000円(税込み)
>>フェイスタオル(濃色)
サイズ:34×80cm
カラー展開:モスグリーン、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウン
価格:同色2枚セット1,000円(税込み)
>>バスタオル(薄色)
サイズ:60×120cm
カラー展開:ホワイト、ピンク、アイボリー、グリーン、ブルー
価格:1,300円(税込み)
>>バスタオル(濃色)
サイズ:60×120cm
カラー展開:モスグリーン、ネイビー、グレー、ベージュ、ブラウン
価格:1,300円(税込み)
まとめ
タオルは部屋干しすると、乾きにくかったりいやな臭いがついたりすることがあります。
こうしたトラブルを避けるためには、洗濯槽の定期的な洗浄や空気の循環を良くすることなどが大切です。
また、抗菌防臭タオルといった機能性の高いタオルを使用することもおすすめです。
コツを押さえて、快適にタオルの部屋干しを行っていきましょう。